須合 幸司さん(学校健康教育栄養士協議会所属)
栄養教諭は子どもたちの才能を発揮させる仕事です。そのため、私は年間200回前後の学校給食の提供と50回以上の食に関する授業を行っています。例えば、食に関する授業では、骨密度測定機を使って、子ども自身の骨密度を測定したり、歩数計を渡して運動量を把握したりしています。子どもたちは、このような客観的なデータと、人体のメカニズムを知ることで、自らの生活を見直し改善していきます。この授業を受けた子どもたちは、2カ月間で体力テストの結果向上や便秘の改善、運動習慣の獲得などより良い変化をしていきました。このような、食に関する授業は、たくさんの先輩方の実践やアドバイスをもらいながら考えています。今後も子どもたちの才能を発揮させられるように、先輩方と協力して、実践力のある栄養教諭を目指していきます。
1日のスケジュール
8:10 | 給食に関わる事務作業・調理員打ち合わせ |
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9:00 | 授業準備・調査アンケート分析 |
10:25 | 食に関する授業 |
11:45 | 給食味見 |
12:15 | 子どもたちと一緒に給食を食べる |
13:15 | 子どもたちと一緒にグラウンドで遊ぶ |
14:30 | 委員会・クラブ活動の指導 |
15:30 | 養護教諭と個別対応児童のスクリーニング調査 |
16:40 | 終業 |