「留萌管内産のミズタコ」
北海道はタコ類の水揚げが全国の60%以上を占めており、留萌管内の漁獲量は全道2位です。小平町の「タコ箱オーナー」制度で留萌のタコは全国に知られるようになり、甘エビと並ぶ留萌の代表的な海の幸です。留萌管内で水揚げされるタコの種類は主に世界最大級のタコの「ミズタコ」で、全長3mくらいあります。北海道では、ミズタコはオスとメスで身の質が違うため、身が柔らかいオスをミズタコ、メスをマダコと呼んで区別することがあります。タコは1年中獲れますが、最も多く獲れる時期は5~7月です。
「タコ」の栄養成分・効能
タコは高たんぱく低脂肪で、タウリン、亜鉛を多く含みます。
タウリン
アミノ酸の一種で、血液中のコレステロールや脂肪を減らす、血圧を正しく保つ、肝臓の解毒能力を強化するなどの働きがあります。
亜鉛
多くの新陳代謝に関わり、体の成長に必要な大切な働きをしています。欠乏すると、皮膚炎や味覚障害、下痢などの症状がでます。
材料(3人分)
- タコの足(ゆで) 180g
- しょうゆ 小さじ2
- 酒 小さじ2
- おろしにんにく 小さじ2
- おろし生姜 小さじ2
- かたくり粉 適量
- 揚げ油 適量
- レモン 適量
作り方
- タコはすりこぎ棒などでたたき、一口大に切る。
- しょうゆ、酒、おろしにんにく、おろし生姜で下味をつけ、30分ほどおいておく。
- かたくり粉をまぶして、からっと揚げる。
- レモンを添える。